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清治真人技監インタビュー/技術活用し政策全般

2005/08/29 本社配信

 8月15日付で河川局長から技監へと昇格した清治真人氏は24日、就任会見を行った。「技監という立場は、技術を活用して国土交通省全体の政策を進めることが一番大事だと考えています」と抱負を語った。

 公共工事品確法については、「何を評価の指標にするのか、ということが大切。受・発注者ともに事務量は増えることになるが、法律の求めているところを理解し合えれば、良い方法がでてくるはず。そのための努力を今後も継続していく」と、基本方針策定後も、引き続きより良い方策を模索していく姿勢を打ち出した。

 コスト縮減に関しては、「高くて良いもの、安くて悪いもの、という2分類の考え方は違う。品質を疎かにしないよう気をつけたい。技術開発の努力を続け、そこから生まれるコスト縮減が大切。品確法の精神に結びついたコスト縮減を図っていきたい」と、決意を述べる。

 試行中のユニットプライス型積算方式については、「適用した案件でメリットがあったのかどうか、しっかり評価していかなければならない。件数も工種も、そのためにはまだ足りない。(評価の結果)メリットがあると分かったら、どんどん取り入れていくべき」と、前向きな姿勢を示した。



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