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創造学園高校、10月に着工

2016/07/14 長野建設新聞

学校法人創造学園(麦島善光理事長、松本市笹部)は13日、創造学園高等学校の校舎等耐震改築移転計画の内容を明らかにした。現在地から約4.6km離れたJR篠ノ井線村井駅から徒歩1分の同市村井町へ移転し、新たに教室・管理棟と講堂・体育館棟あわせて1万㎡を超える施設を建設する。現段階で施工者は未定だが10月にも着工、2018年4月の開校を目指す。

1955年に現在地に移転後、60年が経過し、校舎をはじめ学校施設の多くが耐震基準を満たしておらず、耐震対策が急務となっていた。しかし周辺は住宅が密集しており、道路も狭いなど現在地での建て替えが困難なことから、現在地から約4.6km離れた村井駅前に移転する。現在の生徒数は全日制540人、広域通信制52人。

新校舎の建設予定地は、松本市村井町南3丁目225番1の敷地1万1295.76㎡。建設される学校施設の規模は教室・管理棟がS造5階建て(一部6階建)7299.70㎡。講堂・体育館棟はS造(一部RC造)4階建て、延べ床面積3394.92㎡。外観は、松本の南からの玄関、また入口として「学都」のシンボルにふさわしい外観とするため展望デッキ「ポータルタワー」を設置。視聴覚室は200席、食堂は206席をそれぞれ確保。体育館は各種球技での公式戦が可能な延床面積1141.4㎡を計画している。設計はアーキディアックが担当した。

【写真㊦北西側から見た完成予想図】

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