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群馬県桐生市

梅田台緑地整備工事

2017/02/18 群馬建設新聞

桐生市が進めている梅田台緑地整備について、2017年度は芝生広場やレクリエーション広場の土工事、トイレや四阿の整備工事のほか、植栽工事、駐車場と園路(車道部)の舗装工事などをそれぞれ実施する計画。発注時期などは今後決定する。17年度当初予算案には工事費2億7005万3000円を計上した。工事は15年度に着手しており、17年度までの3カ年での完成を目指し最終段階に入ろうとしている。

緑地整備は、梅田町5丁目地内の桐生川ダム湖(梅田ダム)右岸側に位置する緩やかな傾斜地を市民のレクリエーションや憩いの場とすることで、地域の活性化や観光振興を図ることを目的に実施する。整備面積は2・1ha。総事業費は3億8830万8200円を見込む。16年度発注工事完了時点での総事業費ベースの進捗率は33・1%を想定している。

15年度は実施設計を作成したほか、県道上藤生大州線側の敷地で1400㎡の表土剥ぎ、園路(歩道部)、進入路、駐車場の一部整備を吉田組(桐生市)が実施した。

16年度は工期の短縮を図るため2工期に分割して発注し、15年度と同じ県道上藤生大州線側の敷地で現在、坂本建設(桐生市)が6800立方mの掘削工や1600立方mの盛土工、190mの擁壁工、12mの補強土壁工を5月末までの完了を目指し工事を進めている。このほか、吉田組(桐生市)も県道上藤生大州線側の敷地で4000立方mの掘削工、400立方mの盛土工、63mの擁壁工、42mの補強土壁工を実施している。

17年度は桐生川ダム湖側の敷地でヘリポートとしても利用可能な3279㎡の芝生広場や約1850㎡のレクリエーション広場において、掘削工や盛土工、擁壁工、補強土壁工をそれぞれ実施するほか、多目的トイレを備えたくみ取り式のトイレを2棟、複合大型遊具や四阿、可動式でステージとしても利用できるベンチをそれぞれ整備する予定。

また、コンクリート基礎を造りスチール製の大型物置の設置工事や75台収容する駐車場と園路(車道部)の舗装工事およびLED照明灯設置工事、水道施設工事をそれぞれ行う計画。整備内容の詳細については、地元の要望を聞きながら決定するとしている。

実施設計は15年度にアコン測量設計(前橋市)が担当した。

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