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県山林種苗緑化共同組合が総会

2017/02/22 群馬建設新聞

群馬県山林種苗緑化協同組合(久保田順一郎理事長)は17日、前橋市内の群馬県公社総合ビルで第55回通常総会を開催した。2017年度の事業計画として研修や安全教育、技術力の向上を図ることとした事業計画案などを審議し、いずれも可決された。総会には、県林政課の金井田俊男課長や星野寛県議会議長、関東森林管理局森林整備課の山内健二課長、全国山林種苗共同組合連合会の安楽勝彦専務理事、群馬県森林組合連合会の八木原勇治会長など多数の来賓が出席した。

久保田理事長は「森林・林業は木材価格の低迷や林業従事者の高齢化から危機が叫ばれているが、今後は森林資源の収穫期となり皆伐の促進が進展し、県が推奨する森林県から林業県への転換が一段と進むものと推察している」とあいさつ。

来賓からは金井田課長が「設立以来、群馬県の森林づくりに多大な貢献をいただいている。林業県群馬を目指してさらに活動していく」とあいさつ。続いて、星野県議会議長は「森林はさまざまな広域的な機能を有しており、その維持には皆さまの取り組みが重要」と呼び掛けた。山内課長は「森林の果たす役割は多岐にわたり、重要性はこれからさらに大きくなる」と話した。安楽専務は「山づくりは防災などさまざまな点で活躍している。これからも皆さまの活躍を期待している」と述べた。八木原会長は「林業県群馬の活性化に向け、皆さまとともに林業団体が一体となって働かなければいけない」などと語った。

開会の前には、16年度群馬県山林苗畑品評会の入賞者表彰式も行われ、最優秀賞に岩田好雄氏、優秀賞の斉藤隆氏へ賞状が手渡された。

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