建設コンサルタンツ協会北陸支部（寺本邦一支部長）の第35回定時総会が19日、新潟市の新潟グランドホテルで開かれた。

　議事では、任期満了に伴う役員改選が審議され、寺本支部長の再任が承認された。寺本支部長は「社会の変化やニーズに対応し、21世紀における社会資本の整備と保全をリードする建設コンサルタントを強固なものとしていきたい。また、会員皆さま方の声に耳を傾け、北陸支部の発展に全力を尽くしていく」と述べ、会員との協調をもって支部運営に努めていく姿勢を示した。

　このほか、新たな副支部長に大平豊氏（エヌシーイー）と山本信二氏（大日本コンサルタント）が選任された。

　議事では、２０１７年度の事業計画などが報告された。事業計画では昨年度に引き続き、技術力向上に資する調査研究をはじめ、発注機関との意見交換、各種講習会および見学会などを予定している。

　休憩を挟んで講演会も行われ、国土技術研究センター業務執行理事の野田徹氏が登壇。「建設界を取り巻く様々な情勢について」をテーマに講義を展開した。

【写真＝役員改選では、寺本支部長が再任された】