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全国建設業共同組合がテクノアカデミーを視察

2017/09/22 群馬建設新聞

全国建設業共同組合連合会(青柳剛会長)は20日、群馬県沼田市にある職人育成塾・利根沼田テクノアカデミー(桑原敏彦校長)の視察を行った。当日は全建協連の遠藤幸夫総務部長をはじめ、国土交通省の鬼丸真希総務係長や全国建設産業教育訓練協会の菅井文明専務理事、茨城県建設業協会の古田部武係長、西日本建設業保証の樋口徹次長、同社酒井祥伍主任が参加。瓦・水道設備コースを行う旧南郷小学校とドローンコースを実施する旧平川小学校を訪れて、訓練の様子などを見て回った。

旧南郷小学校では、松澤孝宏理事から日ごろの生活スケジュールや訓練の様子の説明を受けた。松澤理事は日常の清掃活動などについて「アカデミー側からは清掃箇所の指定しか出していない。あとは訓練生同士で話し合い、当番などを決めている。こういった活動も職場でのチームワークやコミュニケーション能力の向上に繋がっている」と説明した。

説明の後に、校内の宿泊施設や食堂、訓練の様子を見学。体育館では鬼丸係長が水道設備コースの塩ビ管切断訓練を体験し、その難易度の高さに驚きを見せた。校庭では瓦コースのフィリピン人訓練生が瓦を屋根に運び上げる訓練の様子を見学。手際の良さに歓声が上がった。

その後、一行はドローン訓練を行う旧平川小学校に場所を移し、体育館での実技演習や意見交換を行った。

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