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長野県建設産業団体連合会

プレミアムサタデー実施、8割が「休日にできた」

2017/11/25 長野建設新聞

 長野県建設産業団体連合会(建産連、藏谷伸一会長)が7月から実施している『プレミアムサタデー』の実施状況(7月~9月)がまとまった。プレミアムサタデーは、第2土曜日を現場も含めて完全休日とする取り組み。建設業協会会員企業の現場では6~8割が「休日にできた」と回答。建産連会員企業の現場では8割が「休日にできた」との結果が出た。

 建設業協会は492社会員のうち461社が回答(回答率94%)。7月8日は3534現場のうち61%が、8月12日は3645現場のうち83%が、9月9日は3692現場のうち69%が「休日にできた」と回答があった。

 建産連は1724社会員のうち511社が回答(回答率30%)。7月8日は6509現場のうち81%が、8月12日は6673現場のうち87%が、9月9日は6948現場のうち82%が「休日にできた」と回答した。

 建設業協会、建産連の回答で「休日にできなかった」理由としては▽工期が間に合わない▽休日指定作業のため▽天候不順で工事遅延▽発注者・施主の希望▽下請け業者の調整▽日給月給のため▽元請けの指示▽書類作成のため▽プレミアムサタデーが浸透していない―などがあった。

 プレミアムサタデーは、働き方改革を進める第1歩として行われている。建産連では完全週休2日制移行へのアプローチとする考えでいる。

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