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長野県会計局

3000万円未満の建設工事、品質確保へ抜き打ち検査

2017/12/01 長野建設新聞

 県会計局契約・検査課は、3000万円未満の建設工事を対象に抜き打ち検査を重点的に実施する。小規模工事の品質確保が目的。同課が試行を予定している選択制指導監査や現場確認先行型竣工検査と同様に、十分な周知期間を設けた上で実施する方針。

 現状では抜き打ち検査は800万円以上の建設工事で実施。契約後確認調査対象となった工事や品質低下が懸念される工事などが対象となっている。

 同課では3000万円未満の工事において低い成績評定点の割合が高い傾向にあることを踏まえ、取り組みを実施する考え。

 取り組みでは、500万円~3000万円未満の建設工事の中で▽2014年~16年に成績評定点が1回でも75点以下であった受注者が施工する箇所▽発注機関が必要とする箇所―について会計局と発注機関が共同で抜き打ち検査を実施する。

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