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県下水道局予算、ストックマネジメント計画を策定

2018/02/21 埼玉建設新聞

 県下水道局はストックマネジメント計画の策定を進めており、2018年度中に完了する。策定後は同計画を基に全ての改築事業を進める。修繕についても整合を取って実施する。1億8100万円の内訳は▽点検・調査=1億3540万円▽同計画の策定=3877万円▽下水道台帳システムを活用した健全度の算出=654万6000円――など。

 老朽化対策の推進で18年度に行う主な工事は荒川水循環センター(戸田市)の汚泥焼却炉改築、新河岸川水循環センター(和光市)の水処理電気設備改築、中川水循環センター(三郷市)の送風機機械・電気設備改築となっている。

 耐震化の主な工事対象は中央幹線(越谷市)の人孔(浮上防止)、元荒川水循環センター(桶川市)の処理場の水処理流出渠、日進中継ポンプ場(さいたま市)のポンプ場。

 下水道資源の有効活用では、5800万円を投じて、新たに導入する汚泥処理システムの検討を開始する。バイオガス発電や汚泥焼却炉発電などを考えている。

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