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国土交通省阿賀野川河川事務所

技術者独自の取組み施工研究発表会で披露

2018/03/03 新潟建設新聞

 北陸地方整備局阿賀野川河川事務所の施工研究発表会が2月28日に開かれ、論文6題が披露された。

 今回から、技術者の技術力と意識の向上に表彰制度が設けられており、発表された論文の中から阿賀野川下里地区河道掘削その4工事を担当した第一建設工業の廣瀬俊和氏の「JR羽越線阿賀野川橋りょう鉄道構造物への接触防止対策」が最優秀賞に輝いた。

 同工事は、JR羽越本線橋梁直下での河道掘削であり、列車を安全に通しながら施工するため、ICT建機を使って接触防止対策を講じたほか、レーザーバリアを設置しながら鉄道施設の損傷防止を図るなど取り組みを紹介。そのほか同日に披露された5題に優秀賞、事務所に寄せられた論文から1題に特別奨励賞が贈られた。

 阿賀野川河川事務所の石川俊之所長は「良いところをまね、情報を共有し、さらに生産性を向上させていただきたい」と語った。

【写真=厳選6題を表彰】

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