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大北生コン5月から1000円値上げ

2018/03/30 長野建設新聞

大北生コン事業協同組合(傳刀俊介理事長、大町市大町2811-1)は、5月1日からの新規契約分から、生コンクリート価格を現行価格より全配合一律で1000円/m3値上げすることを明らかにした。

同組合によると、生コンの出荷量は年々減少の一途をたどっており、その減少傾向に歯止めがかからない状況となっている。また、豪雪地を抱える地域柄、繁忙期と閑散期の差が激しく、その繁忙期に対応するために出荷規模以上の車両台数を保有し、それに伴う輸送コスト等の経費増が負担になっている。さらに昨年、主要材料の骨材が値上げされ、今年4月からはセメントの値上げも実施されるなど、組合では工場の合理化を実施しコスト削減に努めてきたが、自助努力だけでは現行価格を維持することが困難な状況となっていた。組合は、こうした状況を需要家に説明し、理解を求めていく考えだ。

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