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埼玉中央生コン協同組合が50周年記念式典

2018/09/20 埼玉建設新聞

 埼玉中央生コン協同組合(根岸俊介理事長)の創立50周年記念式典が13日、さいたま市内の浦和ロイヤルパインズホテルで盛大に開催された。組合員をはじめ来賓など関係者が多数出席する中、式典、講演、祝賀会を挙行。出席者一同が節目を祝うとともに、次の50年に向けた決意を誓い合った。

 組合を代表して登壇した根岸理事長は、1968年に初の都市型協組として全国で8番目に設立し、激動の時代の中、先進的な施策を打ち出しながら苦難を乗り越えてきた50年の軌跡に触れた。

 続けて「生コン業界にとって協組は唯一無二の存在です。これから10年先、20年先も秩序が損なわれないよう協組の理念を次の世代に継承することがわれわれ世代の責務です」と述べ、最後に「次の50年に向けて新しい一歩を踏み出すにあたって、国土形成に必要不可欠な基礎資材供給の一翼を担う重責を改めて自覚し、安心安全な生コンの安定供給に万全を尽くす覚悟です」と決意した。

 来賓からは、太平洋セメント㈱の鈴木俊明取締役常務執行役員が「地域の守り手としてご尽力する姿に敬意を表します」と祝辞を述べたほか、埼玉県中小企業団体中央会の清水敦史組合支援部長が「協同の精神の発揮と英知の集結によりこれまで以上に羽ばたかれますように」と伊藤光男会長の祝辞を代読。全国生コンクリート工業組合連合会の吉野友康関東1区地区本部長が「全国で定着しているルールにいち早く取り組んできたことに感服。これからも先導的役割を」と式典に華を添えた。

 続いて来賓紹介、祝電披露の後、50周年の歩みを映像で紹介。組合の誕生から現在に至るまでの歴史を振り返るとともに、地域中央地域を彩るコンクリート構造物を紹介。

 休憩をはさんだ後、総合ビジネス誌『財界』の代表取締役と編集主幹を務める村田博文氏が、「経営者の手腕と従業員の幸せ 多くの社長さんに接して」と題して記念講演。有名企業の成功例から次世代を生き抜く術を説いた。

 会場を移して行われた祝賀会では、根岸理事長のあいさつ、埼玉生コンクリート卸協同組合の坂本章代表理事による来賓祝辞の後、組合を築き上げてきた歴代の理事長や来賓とともに鏡開きを披露。その後、第7代理事長である鈴木昭英氏が乾杯を発声。出席者はともに親睦を深め合った。

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