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建設業労働災害防止協会長野県支部松筑分会

松筑分会が安パト報告会

2018/12/05 長野建設新聞

建設業労働災害防止協会長野県支部松筑分会(深澤信治分会長)は11月30日、本年度第1回工事現場安全パトロールの報告と、労災防止に関する講話を松筑建設会館で開き、会員企業の事業主、安全担当者、現場代理人や発注機関の担当者らおよそ90人が参加した。

あいさつで深澤分会長は「本日は10月25日に実施した安全パトロールを検証し、災害絶滅へ対応策を検討するとともに松本労働基準監督署の小林署長から働き方改革について、久保労働基準監督官からは労働災害の現状と課題について講演をしていただく。本年度の労働災害は昨年度よりも大幅に増えており、会員企業が無事故無災害で今年度を終われますよう研修会を参考にしてほしい」と呼びかけた。

続いて、松本労働基準監督署の小林署長は「管内における建設業の休業4日以上の労働災害が非常に増えている。9月末現在で38人と、昨年同期と比較すると20人の大幅な増加で、先月には松筑分会長様宛に労働災害防止強化について緊急要請をお願いしたところ」と述べ、一層の災害防止に努めてほしいと求めた。

その後、10月25日に実施した工事現場安全パトロールについて、結果の考察とこれを踏まえた災害絶滅の対応策を、1班から4班まで各班ごとの代表者が結果発表と対応策の検討が行われた。1班は関川班長が「安全第一にやっているのが見えた現場だった。これからも無事故で行ってほしい」と報告。同行した久保監督官も「どの現場も整理整頓できていた」と評価した。


【写真=各班長がパトロール結果を発表】

各班長が発表

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