甲斐市は来月にも赤坂台総合公園(ドラゴンパーク)の園路改修に着工する。今月下旬に入札を行い施工者を選定。11月完成を目指す。昨年6月の補正予算に設計・工事費として約1億円を計上。設計はハヤテコンサルタント(同市)が作成した。
改修するのは園路と進入路を合わせた約1・4㎞。当初は6~8カ月の工期を見込んでいたが「設計を進める中で10カ月はかかることが分かった」(市都市計画課)。園路は県内の公園としては珍しいゴムチップウレタン舗装。程よいクッション性により足への負担が軽減されるため、多くの人がウォーキングやジョギングなどに利用している。
だが近年は経年劣化により園路表面にヒビが入ったりはがれたりしている。利用者がつまずくなどケガの原因にもなるため早期改修が望まれていた。市が策定した公園長寿命化計画では、同園路を早急な補修が必要とされる「D」判定としている。
市は年度内に工事が終わらないことが分かったたため、昨年12月の補正予算で工事費9680万円を来年度に繰り越した。
【写真=ドラゴンパークの園路を改修】