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「存在意義を高める」新潟県構造物維持補修技術協会が総会

2019/07/02 新潟建設新聞

新潟県構造物維持補修技術協会(平野幸生会長)の2019年度通常総会が6月25日、新潟駅前のラマダホテル新潟で開催された。

冒頭、平野会長は村上市内で最大震度6強を観測した新潟・山形地震の発生後、協会として村上市へ点検などの申し出を行ったことを報告。「今回は被害が少なかったため、われわれの出番はなかったが、村上市からは迅速な行動への謝意と今後も協力を期待するとの応対をしていただいた」と明かし、協会が目指す「地域の町医者」の役割の一端を示した格好となった。平野会長は「『地域の町医者』は行動力が命」と強調。県や市町村へ協会の存在を周知すべく、引き続き地道な事業活動を推進し、認知度向上を目指す姿勢を示した。

議事では前年度の活動報告や本年度の事業計画案などが承認されたほか、欠員による役員選任では新監事に齋藤主氏(トーホー技術顧問)が就いた。

本年度の事業計画には維持補修の協会標準歩掛の検討や県土木部との意見交換、災害緊急時の市町村への支援活動、研修会の開催などを盛り込んだ。

休憩を挟み、講演も行われ、県土木部技術管理課から講師を2名招き「新潟県土木行政の最近の話題」などをテーマに講義が展開された。


【写真=平野会長、本年度事業計画を承認】

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