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相村建設がISO55001取得/県内の総合建設業で初

2020/03/04 新潟建設新聞

 総合建設業の相村建設(相澤吉久代表取締役、本社・上越市)は、アセットマネジメントの国際規格であるISO55001(JIS Q 55001)の認証を県内の総合建設業として初めて取得した。

 認証事業分野は「漁港防波堤のアセットマネジメント業務」で、キックオフ宣言は2018年10月1日。認証取得は本年1月24日で、同月30日に認証機関のマネジメントシステム評価センター(MSA)本社で認証授与式が執り行われた。MSAの藤井信二代表取締役社長より、認定証を受け取った相澤社長は「アセットマネジメントシステムを活用して、地域アセットを守る取り組みに貢献していきたい」と意気込みを口にした。

 ISO55001はリスク、コスト、パフォーマンスを評価し、資産価値を向上させるアセットマネジメントの国際標準であり、PPP(官民連携)関連事業が進展する中、発注者、民間事業者 ユーザーの信頼関係の醸成に寄与する国際規格として昨今、注目を集めている。

 相村建設は「創意と誠意」を社是に掲げ「地域づくり、街づくりに貢献する」をモットーに土木をはじめ、建築や港湾工事などを手掛け、国土交通省や新潟県の優良建設工事表彰などを毎年多数受賞している。ことしで創立50周年を迎えるに当たり、同社では新たな取り組みとして、今後増加が見込まれる「地域アセットに対する予防保全提案型業務」への進出を視野に入れている。


【写真=認定証を受け取る相澤社長㊨】

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