津南町は、指名型プロポーザル方式で、ひまわり保育園増築実施設計の委託者を選定する。16日に指名通知し、7月中旬ごろ委託先を選定する。既存園で1800㎡の増築を計画。全体園舎や新園、外構整備なども含めた概算費用は10億円を試算する。12日まで単体・またはJVで指名希望者を募集している。
計画では、下船渡戊994ほか地内の既存園(敷地面積1万1989㎡)で増築。定員を160人増やし、既存園舎と合わせて270人に拡大する。増築棟では0~3歳児、既存園は4~5歳が使用する。
プロポーザルでは子どもたちのより良い育ちの保育環境、安全確保と安心して預けることが出来る保育所への提案が求められている。
履行期間は12月31日までで、実施設計費は予算額3000万円の範囲内。2023年4月の開園を予定しており、21・22年度の2カ年で建設工事を行う。基本設計は江村建築設計事務所(津南町)が担当した。
また園庭の造成工事について、近く制限付き一般競争入札を公告する見通し。増築園舎南側に屋外遊技場を整備。
規模は敷地面積2500㎡、VS側溝の用水路L65・5mの新設とネット柵L170mの設置を行う。工期は120日。工事費には当初予算で約2800万円を確保している。
同町の保育園統合の全体計画では、20年度内に中津保育園をひまわり保育園に統合、23年度に北部・ひまわり・こばと保育園の3園を統合し、将来的には1園に集約する方針だ。
【新保育園のイメージパース】