配水管の更新を進める燕・弥彦総合事務組合水道局(管理者=鈴木力燕市長)は、詳細設計の業務委託を本年度中に3~4件発注する見込みだ。
石綿セメント管更新の設計に着手するのは燕地域の工業団地で、小池工業団地と物流センター周辺が対象となる。重要給水施設管路耐震化設計の対象地域は未定。本年度分の残りの委託内容は、管路更新と耐震化を合わせてφ250~φ75㎜、総延長5㎞程度となる。
発注方式は指名競争入札で、石綿セメント管更新の設計については夏ごろに指名通知する方針で準備を進めている。
更新計画期間は2026年度まで。石綿セメント管については、23年までにゼロを目指す。吉田地区と弥彦地区は更新済みで、今後は主に燕地区を対象に整備する。重要給水施設の耐震化については、26年度までに100%としている。