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群馬県伊勢崎市

伊勢崎市が駅南東西通りの拡幅に向けて

2020/08/04 群馬建設新聞

伊勢崎市は都市計画道路3・4・44号駅南東西通り駅西工区の拡幅に向けて、道路部の詳細設計を進めている。業務は都市設計(伊勢崎市)が担当。対象は太田町などの約220m区間。工区内に架かる越山橋部分の拡幅方法などを検討する設計業務の委託も予定し、年内に指名競争入札を実施する。2021年度に用地買収や埋蔵文化財調査へ取り組み、22年度以降に着工する。

駅西工区は主要地方道伊勢崎大胡線と交わるハローワーク東側交差点から赤坂川を跨ぐ越山橋までの約220m。現況の幅員約7mを17mに拡幅し、両側に4mの歩道を整備する。交差点部には右折レーンを設置するため、幅員は18mとなる。併せて、歩道部に電線共同溝を敷設し、無電柱化を図る。都市設計が進める道路部の詳細設計は用地測量・調査を一括した。年度末に完了する。

越山橋は1989年に架設したPC床版橋で橋長8・4m、幅員7・6m。上流側(北側)にのみ1・5m程度の歩道を有する。同橋は架け替えか、張り出し式で道路拡幅に対応する。同橋の設計業務は指名競争入札で委託。詳しい時期は未定だが、遅くとも年内には入札を行う。

電線共同溝の設計は道路および橋梁の設計がまとまってから委託する考えで、2021年度以降となる見通し。

駅西工区から東の区間は駅周辺第一土地区画整理事業で拡幅工事を実施している。現在までにJR伊勢崎駅周辺の拡幅が完了しており、交通量が増加傾向にある。また、近隣に位置する北小学校の児童などが通学路として活用していることもあり、安全性確保の観点から、同工区を計画した。

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