新潟県建設業協会は、24日～29日にかけてオンライン形式による建設業合同企業説明会を開催した。会員企業32社が参加。ウェブ会議システムＺＯＯＭを活用して、各社の採用担当者が、入れ替わりで画面越しに自社の仕事内容や社風、福利厚生、研修制度などをＰＲした。

　２０２１年度春に大学院、大学、短期大学、専門学校を卒業予定の学生ならびに既卒者または22年春以降卒業予定の学生を対象としており、例年は各企業がブースを設けて説明を行っているが、新型コロナウイルス感染拡大に配慮しての説明会となった。

　オンライン形式での採用活動は初めてという坂詰組の後藤慶生総務部長は「初めてで不安もあったが、思ったよりも簡単だった」と話し「画面越しで伝わっているかが分からない不安もあるが、通常よりも学生にも気軽に参加できるメリットがある。１人でも多く建設業に興味を持ってくれれば」と期待を寄せた。

【写真＝パソコン越しに自社ＰＲ】