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新潟県長岡地域振興局地域整備部

「測量は土木工事の第一歩」小千谷小で土木教室

2020/10/01 新潟建設新聞

 小千谷市立小千谷中学校でこのほど、県長岡地域振興局長岡地域整備部が主催する「みんなの土木教室・土木のお仕事紹介編(土木出張PR)」が開かれた。将来の職業選択の一つに加えてほしいと建設産業の関係団体4者が協力。実習等を通して土木の魅力を伝えた。

 初めに県測量設計業協会が「測量ってなに?」と題するスライドを通し、測量の種類や手順、仕事のやりがいについて説明。「土木工事の第一歩としてプレッシャーを感じるが、大変やりがいがある」と仕事の良さを語った。

 続く実習のプログラムでは、体育館内に配置した5基のトータルステーションによる測量体験を指導。恐る恐るスコープを覗く生徒たち一人ずつに声を掛け、見方のコツなどを教えた。

 生徒たちは一様に「すごくよく見えた」と笑顔で話し合い、滅多に出来ない体験を楽しんでいた。

 新型コロナウイルスの影響で、土木教室の出張回数が激減となったことしの状況について、県長岡地域整備部の浅香尚文計画専門員は「今のところ土木教室は小学校2校から依頼があり、そのほかに除雪学習会も見附市内の学校などから依頼を受けている」と話した。 


【写真=トータルステーションを体験】

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