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塩尻市建設業協会

塩尻市建設業協会が街路樹ボランティア開催

2020/10/02 長野建設新聞

塩尻市建設業協会(野沢秀喜会長)は1日、塩尻市役所西側の市道イチョウ通線と市役所通線でつつじ類等の街路樹剪定のボランティア作業を実施した。例年7月初旬に行っていたこの活動も新型コロナウイルス感染症の影響で3カ月遅れての開催となったが、市民からの期待も高く、例年よりも高く伸びた街路樹の伐採に取り組んだ。

参加者を前に野沢会長は「朝の雨もあがり作業日和になった。コロナの関係で市民の方も不安な気持ちで生活を送っている人もいると思うが、きょうのボランティアで街の中がきれいになり、市民の皆さんが明るく穏やかな気持ちになっていただけたら幸い」と活動の意義を強調した。塩尻市建設課の細井課長は協会の活動に感謝するとともに「交差点や出入口の街路樹の丈が高くなり見通しが悪いとの声や要望が行政連絡会や市民からも寄せられている」と市民の関心やニーズの高さを紹介した。

参加した会員28人は2班に分かれ、1班がイチョウ通線、2班が市役所通線とイチョウ通線の一部を担当。用意した発電機、パッカー車、トラックを使用し、剪定バリカンで手際よくつつじ類などを、通行車両や歩行者に注意を払いながら剪定した。

同協会による街路樹選定ボランティアは、協会発足以来50年以上続く伝統的活動。市民や観光客が多く利用する道路の街路樹をやっていこうと現在の市道でつつじ類等の剪定を行うようになってから今回で12回目となる。

街路樹剪定ボランティア

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