記事

事業者
(社)長野県建設業協会松筑支部

松筑支部で道路河川管理情報システム講習会

2020/10/07 長野建設新聞

長野県建設業協会松筑支部と長野県土木施工管理技士会松筑支部は松本建設事務所と共催で2日、道路・河川等管理情報システムの講習会と模擬訓練を松筑建設会館で行った。昨年の台風19号や今年の7月豪雨の災害発生時にも有効利用され、参加者はシステムの操作について再確認した。

冒頭の挨拶で深澤信治支部長は「今年で4回目の訓練。このシステムの取組みについては、長野県建設業協会の中でも特に松筑支部が一生懸命取り組んでいる。昨年の台風19号による災害時でも活用したが、大規模な災害が発生した時に、すぐに現場の写真を建設事務所に報告することで、早く対応し実行することができた。システムを皆様全員が使えることが重要で、この講習で操作を身につけてほしい」と述べた。松本建設事務所維持管理課の丸山課長は「7月の豪雨や昨年の台風19号では被害状況を把握するにあたりこのシステムを大変活用させていただいた。リアルタイムで写真やコメントを送っていただき、広域的な災害状況を知ることができた」と、システムの有効性を指摘。続けて「今回、官民一体となって取り組む必要を改めて実感した。今回の反省点や改善点を念頭に模擬訓練にあたってほしい」と呼びかけた。

当日は午前中に基礎編と応用編の座学を、午後に実際にJV構成員が現場に行き、モバイル端末で状況を報告する模擬訓練を行った。

松筑支部で行われた研修と模擬訓練

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら