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新工事用台船の運用へ植木組が安全祈願祭を挙行

2020/10/13 新潟建設新聞

 植木組(植木義明代表取締役社長、柏崎市)は新たな工事用台船「第七番神」の完成に伴い、8日柏崎港の船上で安全祈願祭を挙行した。当日は植木社長をはじめとする同社関係者や協力会社、建造者であるSKKの牛窓正剛代表取締役社長が臨席する中、修祓之儀や祝詞奏上、玉串拝礼、昇神之儀などが厳かに執り行われた。

 神事の後、あいさつに立った植木社長は「船上での安全対策はもちろん、海上でも十分な安全対策をしっかりとった中で存分に活躍され、他社に負けない素晴らしい港湾事業を展開してほしい」と期待を寄せた。

 第七番神は前身の「第五番神」が建造より29年経過し、船体の老朽化も著しいことから新規に建造された非航全旋回式浚渫兼起重機船。第五番神より船体を大きくし、各種機能も大幅に強化したほか、最新鋭の施工管理装置を設備し、水平掘りと合わせてICT浚渫工への対応も実現させた。災害時には避難対応も可能だ。今後は柏崎港を中心とした北陸エリアで港湾関係の工事で使用される。


【写真=宮司を中心に記念撮影(前列左から5番目が植木社長)】

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