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栃木県真岡土木事務所

真岡土木、那須黒羽茂木線、茂木地区で電線地中化、来年度以降に既設水路など移設

2020/10/15 日本工業経済新聞(栃木版)

 県真岡土木事務所は、主要地方道那須黒羽茂木線の茂木地区で電線共同溝方式の無電柱化を計画している。電線共同溝詳細設計を昨年度からの繰り越しで実施。電線管理者との協議を進め年内に事業説明会を開催する予定。設計業務は大日本コンサルタント宇都宮事務所が担当。全体事業費は約5億円。

 計画延長400m、幅員12m。幅員構成は車道2・75m×2、路肩0・5m×2、歩道約2・5m×2。工事区間は真岡鐵道茂木駅前から北側の大町T字路交差点まで。

 来年度以降は電線共同溝の前段工事を実施。既設水路や既設埋設管(上水道、光ケーブルなど)の移設を進める予定。移設が完了し電線共同溝のスペースが確保され次第、本体工事に着手する。

 工事区間は茂木小学校の通学路。しかし、歩道幅員が狭小で通学時に児童生徒が危険な状態にさらされている状況。歩道拡幅で児童生徒や歩行者の安全確保を図る。

 また、茂木駅の駅前通りのため道路整備に併せて無電柱化を実施し、まちなみの景観向上やにぎわいのある道路空間を創出する。

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