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栃木県さくら市

さくら市、来年度政策経営・予算編成方針、重点に給食センター、氏家駅周辺

2020/10/17 日本工業経済新聞(栃木版)

 さくら市は、2021年度政策経営基本方針と当初予算編成方針をまとめた。予算編成では①施策・事業の優先化・重点化②持続可能な行財政基盤の構築-を基本方針に設定。施策・事業の優先化・重点化では給食センターや氏家駅周辺の整備、お丸山の生かし方の検討、桜の見本園など桜の植樹などを盛り込んだ。

 政策経営基本方針の重点事項は①新型コロナウイルス感染症等への対応②防災・減災への対応③暮らしを支える強固な経済基盤づくり④機能的で住みやすい安全な都市機能⑤文化薫る心豊かな人材の育成⑥福祉の充実と安心の社会保障-の6項目。

 防災・減災では土砂災害浸水対策など治水・治山を国や県と連携しながら積極的に取り組む。経済基盤づくりでは農地集積・集約化や農道等整備の推進、19年東日本台風で被災し復旧完了していない農地や農業施設の工事の迅速な対応を実施する。

 都市機能では都市構想を検討。氏家駅周辺やお丸山を含めた喜連川市街地の面的な魅力の向上を図り、国道や県道、市道、その他生活道路等の道路ネットワークを引き続き整備する。人材の育成では学校給食センターの早期稼働に向けて本格的な準備を進めるとした。

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