記事

事業者
群馬県建築課

県建築課が畜産試験場の工事へ準備

2020/10/22 群馬建設新聞


県建築課は畜産試験場(前橋市富士見町小暮2425)で計画している面積約200㎡の乳牛用育成牛舎新設について、年内の工事発注を目指している。入札方法と建築・電気・機械の3分離とするかは月内にまとまる設計後に精査する。肉食用黒毛和牛の繁殖育成牛舎新設は、12月以降に詳細設計を委託。年度内にまとめ、21年度の工事を予定している。

牛舎2棟はいずれも敷地内の空きスペースに計画。乳牛用育成牛舎は、設計を仲設計(前橋市)が作業中。構造をW造とS造とするかで最終的な詰めを行っている。自動除ふん機の導入など、最新技術を活用した生産性改革事業として行う。19年度2月補正予算で設計・工事費を合わせ事業費3496万6000円を確保した。

黒毛和牛の繁殖育成牛舎は、W造平屋、床面積1850㎡規模を想定。基本設計をモアブレーン(高崎市)が11月を納期に進めている。詳細設計は委託方法を検討中。詳細設計は年度内にまとめ、21年度に工事を行う。施設は黒毛和種の研究拠点としての機能を持たせる。また、W造平屋、床面積475㎡程度の堆肥舎基本設計も進めている。当初予算には黒毛和種の繁殖育成牛舎と堆肥事業の設計委託料に1793万円を確保した。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら