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群馬県中部農業事務所農村整備課

中部農業が21年度に佐波新田用水を事業化へ

2020/11/11 群馬建設新聞



県中部農業事務所農村整備課は佐波新田用水第一期地区の2021年度事業採択を目指し、調査業務を進めている。業務はプロファ設計(伊勢崎市)が担当、年明けにもまとめ、年度内に事業化調整を行う。伊勢崎市から太田市を流れる同用水の長寿命化へ改修に取り組む。順調なら、21年度に設計業務に着手する。

対象の佐波新田用水は1924年に供用開始、昭和50年代に大規模改修を行い、現在の形となった。伊勢崎市八幡町から太田市尾島町まで約20㎞を流れるもので、受益面積は311 ha。采女幹線9912m、剛志幹線1530m、世良田幹線9280mの3幹線で構成されている。

用水の構造は三面張りコンクリートがメイン。長寿命化事業は水路を中心に、サイフォンなど構造物の改修を予定する。劣化が激しい箇所や危険個所を抽出し、事業計画に盛り込む。2021年度に補助事業が採択されれば、設計の指名競争入札が行われる見通し。

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