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群馬県県土整備部

24年度までに5カ所の交差点改良着手へ

2020/12/04 群馬建設新聞

県県土整備部は新しい県土整備プランへ、2024年度までに太田市内の国道407号熊野町交差点など5カ所で改良事業に着手する計画を位置付ける。また、事業着手を検討する箇所には9カ所を掲げている。

新プランには自動車交通網整備の一環として渋滞解消を施策に設定。自動車の交通量や渋滞、交通事故の発生状況などから優先順位を判断し、29年度までに交差点改良やバイパス整備などを進めることで、主要渋滞箇所の対策を累計134カ所、51%での完了を目指す。

主要渋滞箇所は、国・県・市町村と有識者で構成する移動性・安全性向上検討委員会で対策検討を実施している。一般道を対象として走行速度が時速20㎞以下となっている区間や渋滞発生箇所で現地の確認などを行い、2013年に382カ所を設定。各道路管理者と連携を図りながら、解消を図っている。

主要渋滞箇所のうち県管理道路が対象となっているのは273カ所で、19年度末までに78カ所、29%で交差点改良などを行い対応が完了。195カ所で改良が残っている状況。

このほか、自動車の交通量や渋滞、事故の発生状況などを踏まえ、国や市町村と連携して渋滞や事故の発生状況と原因を調査、箇所事の対策も進めている。

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