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群馬県伊勢崎土木事務所

県伊勢崎土木が年明けにCCUSモデル工事

2020/12/22 群馬建設新聞

県伊勢崎土木事務所は年明け2~3月に、発注者指定型の建設キャリアアップシステム(CCUS)活用モデル工事2件を発注する。対象は広瀬大橋補修工事と国道462号電線共同溝整備工事。1月中に両工事の詳細を固め、2月以降に競争入札を行う。一般競争入札とするか、指名競争入札とするかは、未定となっている。

CCUS活用工事は現場管理者ID登録やカードリーダーの設置・稼働により工事成績評点へ0・5点を加点。元請け・下請けの技能者および下請け企業がICカードを新規登録した場合も最大1点を加点する。カードリーダーの新規購入費と現場利用料は、現場管理費として計上。CCUSを利用して出力した書類は、県の形式以外も認める。

伊勢崎市連取町にある主要地方道伊勢崎本庄線の広瀬大橋は、橋面舗装工事を実施。施工中の高欄更新工事の進捗状況を考慮し、施工箇所を判断する。施工面積は約4300㎡を想定している。

同橋は広瀬川を跨ぐもので、橋長239・7m、幅員16・7m。上部工は3径間連続鋼I桁と5径間単純鋼I桁で構成している。17年度から大規模修繕事業に取り組んでおり、21年度以降は残る橋面舗装や河川部にある橋脚の補強などが計画されている。

伊勢崎市下植木町の国道462号は、無電柱化に向けて電線共同溝の整備工事を実施する。10月に初弾工を2分割して発注。分割1号を萩原土建(伊勢崎市)、2号は日正重機建設(伊勢崎市)が担当している。

両工事以外の箇所では、現在も設計作業が進んでいる。業務は公募型プロポーザルで選定した協和補償コンサルタント(高崎市)が手掛ける。

同業務や現場状況などを考慮して、モデル工事の施工箇所を決める。施工延長は約200mを予定している。

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