記事

事業者
群馬県吉岡町

吉岡会は第五保育園の園舎建設を秋ごろ

2021/06/04 群馬建設新聞

【吉岡】社会福祉法人吉岡会(河合祖信理事長)は第五保育園(大久保1204-1)の新築工事を9月ごろに一般競争入札で公告する。既存園舎の隣接地で建て替えとして行う。同会の園舎建設は全て2者JV発注のため、今回の工事も同様となりそう。新園舎の完成は2022年10月を予定している。吉岡町の当初予算で私立保育所等施設整備事業費として2億4108万円の補助を決定している。このほか国などの補助金の活用も見込んでいる。

新園舎はS造2階建て、延べ床面積1600㎡を見込む。定員は現在の100人規模から140人へ増加させる。既存園舎東側の職員駐車場として活用している土地に建設する。土地の契約はこのほど完了した。敷地面積は約1200㎡。設計業務は小沼設計(前橋市)が担当した。

既存園舎はS造亜鉛メッキ鋼板・合金メッキ鋼板ぶき平屋で床面積は619・75㎡。新園舎が完成して引っ越し作業が完了次第、解体する。解体後の土地は園庭として活用する。今後、大型遊具の設置を予定しているほか、庭木の植栽、菜園の整備などを行う方針。

吉岡会の園舎建設は18年度の第三保育園(大久保3541-1)以来となる。工事は池下工業(前橋市)・勝野建設(吉岡町)JVが担当した。その際の工事発注は2者JV(代表者900点以上、構成員550点以上)で代表者の条件は吉岡町内に本社・本店、県内に本社・本店があり町内に支店・営業所等、渋川・前橋市内に本社のいずれかで、施工実績も求めていた。また、構成員については町内に本社・本店、県内に本社・本店があり町内に支店・営業所を持つことを条件としていた。このほか同会が運営している第一保育園、第二保育園、第四保育園の建て替え工事についても全て2者JVの施工で行われている。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら