記事

事業者
群馬県建築課

県建築課が畜産試験場を近く広告

2021/07/01 群馬建設新聞

県建築課は、畜産試験場(前橋市富士見町小暮2425)での繁殖育成牛舎新築について、建築工事を近く一般競争入札で公告する。機械設備と電気設備も追って発注する見通しで、現在は発注方法の詰めを行っているところ。

繁殖育成牛舎は、県家畜衛生研究所から国道353号を挟んで南側の敷地へW造平屋、床面積約1850㎡で建設する。牛舎内に整備する省力化・低コスト化生産を目的としたICT設備の設置工事は、別途畜産課が発注することとなる。基本・実施設計はモアブレーン(高崎市)が担当した。

このほか、2021年度はW造平屋、床面積477㎡の堆肥舎新築工事と外構の舗装工事も予定。舗装はアスファルトで新設する2施設の周辺が対象。合わせて車両の消毒装置や照明なども設置する。現在、設計をモアブレーンが作成しており、舗装面積などはその中で詰める。

21年度事業費は◇繁殖育成牛舎3億6701万6000円◇堆肥舎6730万4000円◇外構3775万円◇省力設備4025万5000円-となっている。

工事完了後となる22年度に、東吾妻町内にある吾妻肉牛繁殖センターの機能を畜産試験場へ移転させる。同センター跡地の活用方法については、移転完了後に本格的な検討に入る見通し。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら