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群馬県伊勢崎市

伊勢崎市の境消防署造成が10~11月

2021/09/25 群馬建設新聞

伊勢崎市は境消防署の建て替え事業で、10~11月に造成工事の条件付き一般競争入札を実施する。同事業の初弾工で、造成面積は約5800㎡。造成工事は、他工事における残土を利用するため、その発生状況を考慮しつつ、発注時期を調整している。2022年度には庁舎建設工事を予定している。

建設予定地は国道354号沿いの境文化センター(境木島818)の南側。当初予算には造成工事費6160万円を計上している。設計はプロファ設計(伊勢崎市)がまとめた。

庁舎建設は22年度単年で計画。建築・電気・機械の3分離発注が濃厚となっている。構想の段階では2階建ての建物を想定。1階に事務所などを配置し、2階に仮眠室などを整備することになりそう。庁舎の設計は福島建築設計事務所(前橋市)が作業中。新庁舎の運用開始は23年度を目指している。

このほか、訓練棟の整備や耐震性貯水槽の設置、外構工事、施設周辺の市道改良などを実施する。これら工事の発注方法は設計の結果などを考慮して判断するとしている。いずれも22年度中に完了させる考え。

旧庁舎は老朽化しているため、解体することが決まっている。建物は1971年に整備したRC造2階建て、延べ床面積340・5㎡。23年度以降に解体工事を実施することになるが、詳しい時期は未定。跡地の活用方法は検討中となっている。

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