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国土交通省荒川調節池工事事務所

荒川調節池が運用管理手法の検討で新技術を活用

2021/10/08 埼玉建設新聞

 荒川調節池工事事務所は第二・三調節池整備中および完成時における新技術などを活用した効率的な運用と維持管理手法の検討に近く着手する。検討業務は日本工営北関東事務所(さいたま市、℡048-647-8411)へ2022年6月30日納期で委託した。

 整備中の現場、暫定供用開始時点および完成時に必要な手法を検討するため、CCTV設備、警報設備(警報局、情報表示版など)、水位計などの配置計画を策定する考え。

 同調節池は、さいたま市の羽根倉橋から上尾市の開平橋までの荒川左岸河川敷で計画。面積は第二(下流側)が約460ha、第三(上流側)は約300haの計760haを想定している。

 暫定供用に向けた段階的施工の初弾は、最下流部の羽倉橋から約2000m区間の治水容量約1200万立方㍍を最短22年度に発注する。

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