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群馬県前橋市

前橋市が群大附中通線の発注へ数量調整

2021/10/09 群馬建設新聞


前橋市は市道00-028号線(群大附中通線)の改良工事を12月~2022年1月ごろに発注する。群馬大学教育学部附属中学校(上沖町612)周辺の直線部で側溝改良や舗装補修などを計画。一括して条件付き一般競争入札で公告する見通しとなっている。

当初予算で事業費8644万5000円を計上。また、9月補正予算で3600万円を追加した上で、5980万円を繰越明許に設定した。他事業の状況など考慮しつつ、年度内に発注する工事の数量を調整している。

施工箇所は用地買収を伴わない附属中学校の周辺となるもよう。既設側溝の暗渠化や舗装改修、交差点部の舗装カラーリングなどが盛り込まれる見通し。

事業は、上沖町から三俣町に掛けての1280mを対象とする。現地の幅員は6・6~8mとなっている。路肩の改善や線形改良により、近隣の小中学校の児童・生徒の安全を確保するとともに、地域交通のアクセス性向上を図る。

全体事業費が約6億円、うち工事費として2~3億円を見込む。詳細設計は技研コンサル(前橋市)が担当。

区間内で、危険性が指摘されているクスリのアオキ幸塚店(幸塚町117-1)周辺の交差点では、用地買収を実施中。確保でき次第、対策工事を実施する。

区間南側で桃ノ木川を渡る大正橋は、拡幅改良工事が計画されている。詳細設計業務の委託については23年度以降となる見通し。

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