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茨城県水戸市

【スポーツの秋!運動施設①水戸編】サッカー場4件発注/梅が丘屋体を長寿命化

2021/10/12 日本工業経済新聞(茨城版)

 スポーツの秋、到来―。健康な体づくりのため、公園やトレーニングセンターなどで汗を流す人も多い。本紙は運動施設に関わる事業を地域ごとにまとめ、全5回で掲載する。初回は水戸市における運動公園や屋内運動場の事業を取り上げる。東部公園ではサッカー場整備を進めており、電気施設整備工事など4件を今後公告していく。屋内運動場の長寿命化改良として2023年度に梅が丘小で工事着手。30年度までに千波公園管理棟を改築、大串貝塚ふれあい公園屋外プールを更新する。

【(仮称)東部公園サッカー場】

 年度内に①電気施設整備②マンホールポンプ設置③整備工事3工区④進入路舗装-を発注していく。歩道灯や駐車場照明灯などの電気施設整備については近く公告する。下水処理のためのマンホールポンプ設置は年内に発注。整備工事3工区と進入路舗装に関しては年度内にそれぞれ公告を目指す。2022~26年度には管理棟やトイレの設計・工事も視野に入れる。26年度にサッカー場2面の完成を目指す。


【屋内運動場の長寿命化改良】

 2023年度に梅が丘小学校屋内運動場の長寿命化改良工事に着手するとしている。22年度に実施設計を策定する。RC造平屋、床面積936㎡。築40年以上が経過している。

 21年度は三の丸小の屋内運動場の工事に着手。建築を大貫工務店・KUNOJVが、電気設備を㈱園部電気が、機械設備を㈱水戸住宅設備機器センターが受注している。参加資格としてはいずれも市内本店業者を対象とした。


【体育施設の長寿命化計画】

 施設27カ所を対象に定めた方針として、21~30年度に千波公園管理棟では改築、大串貝塚ふれあい公園屋外プールについては更新を計画する。長寿命化改修を実施する施設の内訳は総合運動公園第1テニスコート管理棟、青柳公園屋内プール、小吹運動公園体育館、同屋内プール、常澄健康管理トレーニングセンター体育館。

 中規模改修を行う施設は9月に発注した内原ヘルスパーク体育館(空調)のほか、市立競技場メインスタンド、同バックスタンド、市立サッカー・ラグビー場スタンド、同管理棟としている。

 

【その他】

 小規模のものでは、年内に工事3件を指名競争入札で発注する。総合運動公園の市民球場内野掘り起こし工事については掘り起こし混合工3100㎡のほか、ベース交換を想定。同軟式球場で防球ネット設置工事も計画。市立競技場ではウオーミングアップ室の床を改修する。


【写真=東部公園サッカー場を整備。ネットの設置などが進む】

東部公園サッカー場を整備。ネットの設置などが進む

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