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国土交通省関東地方整備局(建設)

関東整備局がPC建協と意見交換会

2021/11/01 埼玉建設新聞

54橋梁でPC橋採用を回答


 関東地方整備局は10月28日、プレストレスト・コンクリート(PC)建設業協会(大野達也会長)との意見交換会をさいたま新都心合同庁舎2号館会議室で開催した。整備局は年度工事量の安定的な確保に対して、今後5年程度の工事発注において圏央道4車線化、新大宮上尾道路、東関東道水戸線、国道20号八王子南バイパスなど11事業・54橋梁でPC橋上部工事の採用を回答した。

 PC建協が提示したICT活用の推進では、整備局は2021年度において大規模構造物(トンネル、ダム、橋梁)などの全ての予備設計・詳細設計および工事について、BIM/CIM活用を350件程度で予定していると提示した。

 さらに、PCaPC(プレキャストピーシー)造建築の推進については、官庁営繕事業において建物の構造形式について、PCa部材やPC部材の活用を含め、建物の特性、規模、工期、コストなどを踏まえて総合的に検討する方針を示した。

 会場には若林伸幸局長のほか笹川敬副局長、見坂茂範企画部長、髙松論道路部長など13人。PC建協からは大野達也会長、森拓也副会長・広報委員長、西尾浩志副会長・技術委員長、柳橋則夫副会長兼専務理事・総務委員長など15人が出席した。

【整備局とPC建協から28人が出席した】

整備局とPC建協から28人が出席した

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