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(社)埼玉県造園業協会

埼造協が2021年度労働災害防止安全大会開く

2021/11/09 埼玉建設新聞

 埼玉県造園業協会(渡邉進会長)は5日、さいたま市内の埼玉建産連研修センターで2021年度労働災害防止安全大会を挙行した。造園のプロとしての誇りと自信を胸に労働災害の撲滅を誓った。

 冒頭、あいさつに立った渡邉会長は「現場で大切なのは絶えず緊張感を持ち続けることで、作業に潜む危険の芽は事故や災害が起きる前に完全に摘み取ること。安全に勝るものはなく、安全が最重要である」と強調し、続けて「皆さんは造園のプロ。プロとしての誇りと自信を持ち技術力を高めて、発注者、お客さまから喜ばれる仕事をしてほしい」と呼び掛けた。

 安全衛生表彰へと移り、優良事業所4社、優良個人4人にそれぞれ渡邉会長から表彰状と記念品が贈られ、これを受けて、篠原造園代表取締役の篠原浩史氏が謝辞を奉読した。

 続く、安全講話では東京電力パワーグリッド埼玉総支社が電気設備における感電災害の事例紹介とともに、安全防止対策の徹底を要請した。その後、協会独自に掲げた安全の誓いと大会スローガンを土方和紀安全衛生委員が読み上げた。

 休憩ののち、東日本建設業保証埼玉支店共催による記念講演では、建設経営サービス提携講師の齊藤正明氏が「狭くて不便なマグロ船だから培われたストレスマネジメントの技術」を演題に講義を行った。

安全衛生表彰の受賞者は次のとおり。(敬称略)

 【優良事業所】

 ▽大野園芸興業▽大川緑地開発▽マルナカ▽篠原造園

 【優良個人】

 ▽渡邉悟史(枝堀園)▽菊池純子(菊池造園土木)▽園部友春(金子造園)▽塩田守(藍造園)

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