県土木部は、本年度から優良な業務委託業者および業務に従事し優良な業務管理を行った技術者に対する表彰制度を創設し、優良業務委託証に６社、優良業務委託優秀技術者証に12人を選定した。各地域機関で交付式が取り行われる。

　県工事における良質な施工の確保とともに県内で測量・設計・調査業務を営む者の技術の向上や従事する技術者の資質向上を図るため、本年度から創設。県内に主たる営業所が所在する業務委託業者および業務委託業者に所属している技術者が対象。県土木部、交通政策局、関係地域機関が発注し、前年度の契約工期内に完成したもので評定結果が80点以上の業務委託の中から、優良業務委託証、優良業務委託優秀技術者証を選定し、地域機関の所長等より交付する。

　選定方法は、県土木部および交通政策局長、関係部所長、流域下水道事務所長、建築住宅課長および営繕課長が推薦し、選定委員会で業務区分ごとに優良業務委託証、優良業務委託優秀技術者証の交付者を決定。優良業務委託証の交付後に大幅な修正設計や誤測等があった場合は、交付は無効となる。

　現在のところ、県の総合評価方式での加点対象にはなっておらず、今後の運用方法については、試行を進めていく中で検討していく方針。

　※交付対象者は後日掲載