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茨城県江戸崎土地改良事務所

木原地区のほ場整備事業に新規着工/測量・設計を今年度から

2001/08/30 日本工業経済新聞(茨城版)

 茨城県江戸崎土地改良事務所は、霞ケ浦に広がる木原地区(稲敷郡美浦村)の県営ほ場整備事業に今年度から新規着手する。担い手育成型の採択を受け、63ha規模の区画整理を実施する。もっか法手続きを進めており、地元の同意を取り付け事前換地に入り、測量・設計を今年度に行う予定だ。総事業費には14億6、000万円が投じられる。

 計画された木原地区は、一級河川霞ケ浦沿岸に広がる沖積地で、ポンプの能力不足と水路の通水能力不足により排水不良が生じている。受益面積は63ha。

 工事概要は、整地62・8ha(表土扱い61・3ha)、道路6・3km(うち舗装1・4km)、用水路11・7km、加圧機場1箇所、排水路7・3km、排水機場1箇所、排水樋管、ゲート、暗渠排水61・3ha、と併わせ事業で集落排水路を0・7km整備する。

 スケジュールでは、現在進めている法手手続きの完了を待って、事前換地に入り、測量設計を今年度までに実施したい考え。これら作業がスムーズに運べば14年度に詳細設計、15年度から工事着手するもよう。

 総事業費は14億6、000万円。内訳は整地工2億100万円、道路工5、700万円、用水路工1億3、900万円、加圧機場工8、700万円、排水路工2億9、100万円、排水機場工等3億3、800万円、暗渠排水工1億700万円、測量試験費2億400万円、集落排水路3、600万円となっている。



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