伊勢崎市は境上武士から境下武士を結ぶ市道(境)115号線の整備事業について、側溝工や表層工などを盛り込んだ工事を実施する。月内にも条件付き一般競争入札を公告する考え。12月補正予算の幹線道路整備事業で工事費3834万円を確保した。
整備中の区間は国道354号の境上武士東交差点から東南方向へ向かい、境支所の南側に接続するまで。路線全体では、国道354号東毛広域幹線道路から県道平塚境停車場線まで結ぶ計画となっており、その一部の整備を進めている状況。同交差点から260mが現道拡幅区間、終点部から約1000mが築造区間となる。幅員16mで両側に3・5mの歩道を整備する。安全かつ快適な道路環境の創出がねらい。
これから発注する工事は、現道拡幅区間における側溝工と築造部の表層工を実施。側溝は蓋付きと開渠を両側にそれぞれ整備する。4カ所への設置で、合計726・4mの施工となる。表層工はこれまでに築造工事を実施した箇所を対象とし、面積3850㎡。これらを一括して公告する方針で準備を進めている。
同事業は2021年度に着工、8月に分割1号、10月に分割2号を発注した。分割1号は栗原建設(伊勢崎市)、分割2号を小島建設(伊勢崎市)が担当している。設計はプロファ設計(伊勢崎市)が手掛けた。また、区間内を流れる佐波新田用水から境支所周辺までの設計を21年度に委託。同業務もプロファ設計が担当し、作業を進めている。