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初弾案件を通知/指名競争の電子入札

2022/01/14 長野建設新聞

 長野市は指名競争入札で初の電子入札を1月21日に執行する。対象案件は「長野中40号線舗装工事」(三輪六丁目)。12日付で指名各社へ通知した。

 市は昨年8月、業務の効率化や新型コロナウイルス感染症を踏まえた非接触化の推進を目的として、契約課が入札手続きを行う建設工事および建設工事に係る委託業務の指名競争入札を電子入札へ移行する方針を発表。今年1月から実施するとしていた。

 対象案件では、指名された業者は指名通知や設計書等の確認、入札書等の提出を電子入札システムで利用して行える。電子入札の環境を整えていない企業は、従来どおり紙入札も認める。

 12日付で指名通知した指名競争入札は8件だが、電子入札の対象は1件のみ。これについて契約課は「実施状況を検証しながら、徐々に対象案件を増やしていく」と話した。

 積算内訳書の開示方法は従来どおりで、予定価格250万円以上の案件(不調除く)の場合、入札応札者には開札日の午後3時から翌開庁日の午後4時まで契約課にて開示。一般公表は開札日の翌々週となる。

 なお、契約課が入札手続きを行う物品等の指名競争入札や、各課が入札手続きを行う指名競争入札は当面、電子入札の対象とはしない。

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