沼田市は中心市街地土地区画整理事業として進める上之町地内の区画道路６－３の新設工事および区画道路12－２の拡幅工事を、一括して早ければ２月中に一般競争入札で公告する。工事予定箇所には現在、移転予定となっている建築物が存在しているため、建物の解体が終了した後に工事を発注することとなる。解体工事は、基礎を残すのみとなる。

区画道路６－３の工事は延長70ｍ、幅員６ｍの道路を新設する予定で、３４５㎡を対象に舗装工を行うほか、路線両側に３００㎜×３００㎜のＵ字溝を敷設する。

区画道路12－２は拡幅工事を計画。工事場所は、国道１２０号の上之町交差点から昭和通りに入る75ｍの区間となる。一方通行となっている４ｍの同路線に対して、対面通行可能となるよう車道を７ｍに拡幅し、５２０㎡の範囲でアスファルト舗装を行う。また、両側にそれぞれ２ｍ程度の歩道を整備、３００㎡をインターロッキングで整備する。車道と歩道の境界にはＧＢＸを埋設する。その上に境界ブロックを設ける。

区画道路12－２の改良にあたり、国道との交差点を含む縦断計画は現在、修正設計を進めているところ。工事発注は国道を管轄する県と協議を進めてきたが、おおむねまとまった状況となっている。

設計業務は両工事ともに高崎測量（高崎市）が手掛けた。

当初予算で中心市街地土地区画整理事業の工事費とし、５０１２万７０００円を計上その一部を充てる。