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埼玉県さいたま市

さいたま市、埼玉大学周辺からスポーツシューレ施設の候補地選定

2022/06/13 埼玉建設新聞

 さいたま市は、桜区の埼玉大学周辺からスポーツシューレ推進施設の整備候補地を絞り込む。県有地である旧衛生研究所跡地(桜区上大久保639-1ほか、2万5770・78㎡)の南側約半分などが有力な候補の一つ。本年度委託する調査・検討業務で、同施設の機能・規模・整備位置などの検討を深める。

 本年度予算で措置したスポーツシューレ活用推進事業費4429万8000円の一部を用いて、スポーツの最新技術・知見を試せる実証フィールド、合宿・宿泊機能などを備えた施設の実現可能性を調査・検討するとみられる。

 衛生研究所跡の北側敷地(1万1458・55㎡)では、隣接する特別支援学校さいたま桜高等学園のグラウンド・実習用農地としての再整備(県事業)が昨年度完了した。

 残る南側約1・3haについて、市による取得が決まったわけではないが、「スポーツシューレの整備候補地の一つとして検討している」状況。市は、公民連携の手法についても関係部局と連携しながら検討する。

 同跡地活用に関し、地元の大久保地区は「暫定的な措置も含めた県との協議」、「地域コミュニティーの核となるよう、防災・スポーツ・医療などさまざまな分野での活用を考慮した事業展開」を要望している。

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