小鹿野町は、日向橋(河原沢地内)と檜橋(両神薄地内)の2橋で橋梁補修工事を計画している。2023年度以降に発注する考え。今年度については設計業務を委託する。12月下旬の納期を予定している。補修事業は橋梁点検結果などをもとに進めているもの。
日向橋については伸縮装置の目地材劣化や鋼部材の腐食、路面の凹凸が確認されている。また、床板のひび割れや橋台部の鉄筋露出などもみられる状況。
檜橋は伸縮装置の目地材脱落箇所からの土砂などの流入により、橋台や支承部の土砂堆積、主桁やアンカーボルトの腐食、床板の鉄筋露出、コンクリート舗装の劣化、地覆の遊離石灰などの損傷がある。
こういった状況を踏まえて、今年度の設計で施工内容を精査する。
橋梁規模は、日向橋が橋長16・4m、有効幅員4m。1978年度架設で町道380号線上に位置している。
檜橋は、橋長13・4m、有効幅員3m。町道両神60号線上に架かる。仮設年次は不明。
ともに単径間で上部工に非合成H形鋼、下部工が重力式橋台、直接基礎となっている。