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群馬県前橋土木事務所

前橋土木が苗ヶ島飯土井線の初弾工

2022/06/21 群馬建設新聞

県前橋土木事務所は、苗ヶ島飯土井線の道路新設事業で、初弾工の発注を計画している。上武道路との交差点周辺で、既設用水路の付け替え工事を実施。早ければ月内にも指名通知する考えで、発注準備を進めている。事業延長は約700m、総事業費約4・8億円。2024年度の完了を目指している。

新設区間は前橋市飯土井町の国道17号飯土井交差点から南進、前橋市と伊勢崎市の境を流れる神沢川を渡り、伊勢崎市道(伊)1-504号線に接続する。北関東自動車道波志江スマートICへのアクセス性向上などを目的に計画された。前橋土木事務所と伊勢崎土木事務所が事業進捗を担っている。

22年度は初弾工を発注。既設用水路の付け替えで、延長65mの施工を予定している。施工箇所は飯土井交差点の南側、用水路の規格は400㎜×400㎜。土木一式工事で指名する。工期7カ月を見込む。

事業全体の整備延長は700m、全体幅員10・25mで、片側に2・5mの歩道を備える。道路詳細設計はオウギ工設(前橋市)が手掛けた。22年度は同工事と並行して、両事務所が用地買収に取り組む。

神沢川の渡河は、新橋架設で対応。PC単純T桁橋で橋長25・6m、幅員10・25mを計画している。両岸ともに橋台は逆T式、基礎は場所打ち杭。上部工のプレテンT桁は工場製作となる。高欄は鋼製。設計は高崎測量(高崎市)が担当した。

同橋の発注担当は未定。これから両事務所で、協議することになる。なお、橋梁の設計は伊勢崎土木事務所が発注している。

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