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県央工高校生が福田道路機材センターで体験学習

2022/06/22 新潟建設新聞

 福田道路は17日、新潟市北区にある同社機材センターに県央工業高校建設工学科3年生の現場見学を受け入れた。舗装工事に使用される、さまざまな機械を見学したほか、高速道路の舗装工事でも使われる大型のアスファルトフィニッシャーで砂の敷き均しの実演や試乗体験も行われた。同社の羽田誠治機械センター所長は「ここで整備、調整された機械が全国の舗装工事で活躍する。昔と比べて、仕上がり面や振動、騒音が改善されている」最新の舗装機械の特別授業を行った。

 同校では、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった就学旅行に代わる体験学習の場を探していたところ、同社が見学を受け入れた。就職を控える3年生にとって、実際の仕事に触れる貴重な機会となった。

 生徒らは授業の一環で人力によるアスファルト舗装を体験しており、今回、アスファルトに代わり砂で行われたデモンストレーションでは、自身が施工した舗装工と比べて「砂なのに固いし、きれい」との感想が聞かれたほか、別の生徒は「学校のグラウンドも敷いてくれればいいのに」と仕上がり具合に驚いていた様子。

 テレビCMで福田道路を知り、以前から興味を持っていたとする生徒は「写真などで機械を見たことはあったが、実際は大きさや規模、迫力が全然違う」と話した。 

 同社管理本部の佐藤栄一副本部長は、「これだけきれいに道路の舗装が整備されている国は日本だけ。きれいな日本を支える道路業界に興味を持ってほしい」と話した。

【写真=アスファルトフィニッシャーに試乗体験】

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