埼葛斎場組合は２０２４年度以降の長期的な施設維持管理の指標となる斎場施設長寿命化計画（長期修繕計画）を策定する。当初予算で22～23年度を期間とし、限度額１４３５万５０００円の債務負担行為に設定。今月以降、一般競争入札かプロポーザル方式により委託する見通し。年度の中ほどに契約し、１年程度で策定する。

　計画策定に当たって施設概要と修繕歴の整理、劣化状況調査・診断、修繕内容・費用の積算などを行う。計画は火葬棟、葬祭棟、待合棟など敷地全域を対象とする。

　現在の埼葛斎場組合斎場（春日部市内牧１４３１）は05年度に改築工事を実施。建築を三ツ和総合建設業協組・松永建設・春木屋工務店ＪＶ（11億２９００万円）、電気は八洲電業社・弓木電設ＪＶ（２億８６５０万円）、空調をソーセツ・太平ビル管理ＪＶ（２億７９７６万円）、火葬炉は宮本工業所（２億７１２０万円）、給排水衛生を正和工業（１億２６００万円）が担当した。