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群馬県渋川市

渋川市は中村緑地公園整備の実施設計業務2023年度へ

2022/10/07 群馬建設新聞

渋川市が進める中村緑地公園(中村830-5)整備について、2023年度は実施設計業務を委託するとともに、南側へ車両進入路の工事を行う。現在は、公園内全体を対象に基本計画策定業務をアコン測量設計(前橋市)が進めているところで、年度内にまとめる予定。

同公園は16年11月に閉鎖した渋川市民ゴルフ場の跡地。敷地面積は約23万8000㎡で、敷地中央部には関越自動車道が走っている。市は16年度12月補正予算で1億円を確保し、クラブハウス棟や駐車場などの付帯施設(496・85㎡分)も取得している。

基本計画策定が終了次第実施設計業務を行い、工事着手へと進めていく。工事発注時期は未定としている。

現在、基本計画の段階として、公園内をおおまかに◇うきうきふれあいゾーン◇ぐんぐんスポーツゾーン◇ゆうゆう安らぎゾーン◇いきいき健康ゾーン-の4エリアに分けて利用方法を検討している。

市では定期的に意見交換会を実施し、市民や利用団体、外部のスポーツ協会や福祉団体などからの意見を仰いでいる。現段階ではスポーツエリアを特定の競技に絞らず利用できるグラウンドとして検討。市民ゴルフ場として利用されていたことから、緩やかな起伏があるため、平らに整備する必要がある。

なお、公園の敷地面積は約24万と広く、整備は段階的な実施となる見込み。

南側路線の工事は23年度の11月ごろになる見込み。南側路線が河川区域に該当することから渇水期に着手する。公園管理棟近くの北側の路線は21年度からホクブ(渋川市)が工事着手し完了済み。2路線は以前から公園利用者が使用していたが、同公園の整備に伴い車両が入れる幅員に整備する。進入路2路線の実施設計業務は、技研コンサル(前橋市)が担当した。

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