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群馬県高崎土木事務所

里見川で870㎡の護岸工 2月ごろ一般競争

2022/11/02 群馬建設新聞

県高崎土木事務所は、西毛広域幹線道路高崎安中工区内を流れる里見川の護岸工事を2023年2月ごろ条件付き一般競争入札で公告する。左右岸合わせて約870㎡で施工を行う。

対象箇所は(仮称)下里見1号跨道橋のA1橋台とP1橋台の設置箇所。間知ブロックを使用して施工する。里見川の左岸側は48・6m、右岸側については49・4mで工事を実施。左右岸合わせて869㎡を施工する。設計は冨永調査事務所(高崎市)が担当した。

下里見1号橋のA1橋台工事は千代田組(高崎市)、P1橋脚工事については研屋(高崎市)が受注した。P1橋脚工事は9月末に完成。A1橋台工事は施工中となる。A2橋台工事については、23年2月に行う埋蔵文化財調査の状況を踏まえ発注時期を決める。入札方式は条件付き一般競争を想定している。

同橋は橋長62m、全幅11・5mの2径間連続鋼I桁橋で、鋼重は148・6t。4本の桁をトラッククレーンと併用してベント設備を設置して架設する。ベント設備はA1とP1の間に設ける。

場所打ち杭基礎のA2橋台は高さ12・6mで、46・3tの鉄筋と598立方mのコンクリートを使用して築造する。基礎はφ1200㎜、長さ7・5mの場所打ち杭を15本打設して仕上げる。

設計は長大(東京都中央区)が手掛けた。

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